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博物系掲示板_犬を冠する植物


 植物を同定していると、犬を冠するものに出会う。植物の名前における犬とは、格下・偽物・役立たずと意味する。人間にとってそのように判断された植物を並べてみたい。

①春の犬植物(2-4月)


②夏の犬植物(5-7月)

玄関脇の庭木としてあるイヌツゲ(犬黄楊)の花が咲き、ハナアブが沢山集まってました。犬黄楊は葉の

付き方が互生、葉の縁に浅い鋸歯が見られる。

イヌマキ(犬槇)の雄花。


③秋の犬植物(8-10月)

イヌビワ(犬枇杷)の花と実。イチジク(無花果)と同様に、実の内部に花が咲きます。

イヌガヤ(犬榧)の実。葉だけでは植物同定は困難。実がなり、褐色に熟すことで犬榧と断定。



④冬の犬植物(11-1月)