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撮影探訪_2021年4月(6)


■2021年4月30日(金)

01_君津_君津駅

近所の草花を撮影。こちらはコウゾリナ(髪剃菜)の花。ブタナ(豚菜)かと思ったが葉の生え方で見分けられた。

ニガナ(苦菜)の花です。齧ると苦いらしい。


謎の草花。

田んぼにいたホソイオツネントンボ(細身越年蜻蛉)。本種は成虫のまま越冬するとのこと。


■2021年4月29日(木)

01_君津_君津駅

小雨の中、囀るキセキレイ(黄鶺鴒)

甘い実がなるコウゾ(楮)の花。

キンラン(金蘭)の花。周囲に斑入りが特徴的なクマザサ(隈笹)が生えています。


■2021年4月28日(水)

01_君津_君津駅

玄関のクンシラン(君子蘭)の花。

ユズリハ(楪)の葉。昨年の葉が新葉に譲るように落ち始めています。

軒先のツバメ(燕)の巣。


■2021年4月27日(火)

01_君津_君津駅

久しぶりにサシバ(差羽)の雌が来ていた。

白藤が咲き始めた。


本日はスーパームーンだったようで、月明りがとても明るい夜だった。


■2021年4月26日(月)

01_君津_君津駅

玄関のクンシラン(君子蘭)の花。


■2021年4月25日(日)

01_君津_君津駅

朝に見たホオジロ(頬白)。イモムシを咥えています。この辺りの茂みに番で暮らしています。イモムシを雛へ運ぶ最中かもしれません。

道路脇に見つけたアメリカフウロ(亜米利加風露)。葉の輪郭が紫色です。もっと下にある葉では赤く紅葉した部分もあり、野草では比較的目立ちます。

タンポポなどに寄生し、吸収した養分で花を咲かすヤセウツボ(痩靫)。この時期ニョキニョキと生えてきます。痩靫自身には葉緑素がないとのこと。


ハナイカダ(花筏)の雄花です。雌雄異株。雌株には葉の上に雌花に黒い実が熟します。

キジ(雉)の雄です。雉の雄は赤い仮面をしているような顔の構造で、頭頂部は白いです。ただこの個体は後頭部まで白いのは特徴的だった。


この雄のモズ(百舌鳥)は、タタタタタ…と連続舌打ちのような鳴き方(地鳴き)で警戒していた模様。竹藪の中に雛がいる巣があったのかもしれない。

別の場所にいた地鳴きをする百舌鳥の雄。

こちらはモズの雌ですが、新葉が鮮やかな柿の木で地鳴きしてました。


力強い眼光の百舌鳥の雄。渓流に沿って歩いているので百舌鳥をよく見かけます。

満開の難波茨。


本日2匹目の雉。1匹目ほど後頭部は白くはない。個体によって特徴がある。

こちらはカキツバタ(燕子花)のようです。完全に陸上で咲いていますが…。

電柱の上でタケノコの先端を啄むハシボソガラス(嘴細烏)。タケノコに潜む羽虫の幼虫を食べています。


見つけた斑点のないテントウムシ(天道虫)。

六手のエリアの風景。大和政権の支配が及ぶ以前、この辺り(鹿野山)は阿久留王(六手王)という土着の豪族が支配していた。六手は阿久留王の故郷である。

遠くに見えた神社。由緒が書かれていそうな看板も見えます。


隣接する館山自動車道。房総半島を南北に走っています。

館山自動車道の千葉市の方角。

館山自動車道の南房総市・館山市の方角。ここには2本の歩道橋(鹿島台橋と大作橋)が架かっています。


ミズキ(水木)の花が咲いています。風がある日で花の甘い香りが漂っていた。

水木の花の拡大。ハクサンボク(白山木)の花にも似ていますが、花びらの数が異なります。あと水木の方が高木かもしれません。

痩靫の群生。


本日2匹目のタケノコを啄む嘴細烏。

タケノコの皮をむき中に潜むイモムシを啄みます。

烏が飛び去った後に調べたら、タケノコに小さなイモムシが数匹いました。タケノコが腐った後に蠅が卵を産み付けたのでしょうかね。


この通りの右上の雑木林でコジュケイ(小綬鶏)が鳴いていました。あの独特な縄張り主張と思われる鳴き声です。いつかは撮影できればと思います。

農地に植えられたキウイ(彌猴桃)の花です。

六手の方(写真奥)は里山という感じですが、周南(スナミ)の方へ出ると街という感じ。ここは六手と周南を結ぶ一本の道路です。


東京湾岸にある日本製鉄・君津製鉄所の高炉が見えます。君津市の東京湾に面するエリアは、全体の一部であり、大半は里山・森林地帯です。

周南小学校のすぐ傍に建立された大東亜戦争で亡くなった英霊のための記念碑。

右側の黒い石には、この辺りの地区で戦地へ赴いた20代・30代の若人の名が刻まれています。苗字を見ると、なんとなくあそこの家の御先祖様に当たるのかな…と容易に想像がつきました。


英霊の記念碑の奥の階段の上には大きなクスノキ(楠)があり、もっと古そうな石碑があります。楠の下にはキンラン(金蘭)が咲いていました。

金蘭は絶滅危惧種に指定されているよう。特定の菌類との共生があって育成可能なため、珍しいからと持ち帰っても増やすことはできないだろう。自然に群生する里山を維持することが必要だ。

六手に戻り、まだ歩いたことのない道を選び進んだ。君津はリアス式海岸のように小高い山が細かく入り組んでいて、道を進むたびに他と隔絶された新しい里山の風景が広がります。


周南小学校の裏の林道。今の自動車も走れるような新しいアスファルトの道路が敷かれる前は、こうした林道が通学路だったそう。

林道を突っ切り、皿引のエリアに戻って来た。民家の敷地内にいる雉です。堂々としていて接近しても逃げる気配はなかったですね。

皿引エリアの空き地にいた雉の番。


雉の雌。背景の黄色い花はハハコグサ(母子草)

皿引の閉ざされた里山の区画。キリ(桐)の花を探していたが、ちょうど桐の花が満開の大木を見つけた。上皇陛下のお印(シンボルマーク)でもあります。

満開の桐の花(1)。野生の藤の花は色々な場所で散見されますが、桐の花は容易にはない。


満開の桐の花(2)。地元の方の私有地内のようだったので、農作業中の家の方に許可をもらい近くまで来た。

満開の桐の花(3)。

桐の花がパラシュートのように落ちる様子。拾ってみると甘い香りでした。


飛び出してきたヤマガラ(山雀)の幼鳥。

この時期は農作業の一環として草刈りを行い、溜まった草を燃やす風景を見ます。

玄関のクンシラン(君子蘭)の花。