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撮影探訪_2021年4月(5)


■2021年4月24日(土)

01_君津_君津駅

午前中の散歩。歩道に沿ってビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)の様子。そろそろロゼット形態から花茎を上方に伸ばすフェーズになるかと思う。

トチノキ(栃ノ木)の花です。

こちらはキク科(タンポポなど)やマメ科(クローバーなど)の寄生植物として知られるヤセウツボ(痩靫)です。根から養分を吸収し、このように花茎を伸ばします。


水田にいたダイサギ(大鷺)。婚姻色を呈し、目元が青いです。

綺麗とは言えない独特の鳴き声がしたので撮影。どうやらカケス(橿鳥)のようですね。橿鳥は林の中で鳴き声(ギャーギャーギャー)を聞くことが多く、その得体を知らないと怖さ倍増です。


水田にいたアオサギ(蒼鷺)。

マツバウツギ(丸葉空木)の花。咲き始めのよう。


水田の畦にいたキセキレイ(黄鶺鴒)。

こちらはハコネウツギ(箱根空木)でしょうか。色が薄い気もしますが。

ヤマツツジ(山躑躅)の花。日陰なので鮮度が高い。


渓流に沿う小径で見つけたニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)の雄。羽はオレンジ、胴体は水色です。

日本川蜻蛉の雄。翅を開いた姿。

こちらも日本川蜻蛉の雄で、羽が透明な個体と思われる。若いと水色がまだ薄いらしい。


こちらは日本川蜻蛉の雌かな。

雄と雌がハートマークの形態となった状態。

こちらはコオニヤンマ(小鬼蜻蜓)か? 目の部分がそれほど緑色ではないのが気になる。


クリムゾン・クローバーもしくはストロベリー・キャンドルと呼ばれるようです。

貯水池にいたキンクロハジロ(金黒羽白)のグループ。

シロダモ(白櫤)の黄金色の新芽。


途中の水場で見つけたウメノキゴケ(梅の木苔)

タケノコ狩りは3月末頃までだったようで、今では4mくらいタケノコが成長している様子がちらほら。

13時頃、夏の風物詩である「逃げ水(地鏡)」が観察された。


02_君津_君津駅

15時過ぎになり再び散策。近所のイチジク(無花果)の実の成長具合です。

アカガネサルハムシ(赤銅猿葉虫)がいた。これはブドウ(葡萄)の新芽を食べる害虫だそう。

ウグイス(鶯)の鳴く姿。喉元が膨らみ地肌が見えています。左脚がないように見えるが、どうなっているのでしょう。


1匹目のキジ(雉)の雄。道路や川によって縄張りが区切られる傾向がありますが、この雉は道路を渡り別の雉の縄張りへ侵入してました。

2匹目の雉の雄。この辺りは半径100m以内に5匹の雄を確認できました。ここを歩いていると遠くで雉の雄の鳴き声が響いてきます。

3匹目の雉の雄。草刈り後の空き地で虫を探しているようです。


4匹目の雉の雄。

5匹目の雉。こちらはペアでいました。3月中旬にも雉の雄は鳴くのでよく認識できましたが、鳴かない雌を単独で見つけたことはないです。

歩道に沿って生えるユウゲショウ(夕化粧)とクサフジ(草藤)の花。


03_御太刀神社_君津駅

御太刀神社の由緒の看板。

神社に向かう参道。

途中、猪に掘り起こされたと思われる場所があった。有毒なウラシマソウ(浦島草)だけは手付かずで残されていた。


倒されていた浦島草です。球根から2本の茎が伸びて、それぞれ葉と花に繋がっているのが分かる。

山の頂上付近には昔、貯水タンクがあった場所とされるコンクリートブロックがあります。

神社へはこの隅の林の中を進みます。ここから舗装されていない、山道です。


山道①。小径にはコケが生していた。

山道②。こういう林の中にはカケス(橿鳥)がいて、ギャーギャーと聞きなれない声で鳴くので薄気味悪くますね。

山道③。


山道④。

山道⑤。山道になり100mくらい進むと神社の鳥居が見えてきます。

神社にはお賽銭(70円)しました。


こちらの石碑には100円ほど納めました。