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撮影探訪_2018年4月(2)


■2018年4月8日(日)

01_日比谷公園_日比谷駅

日比谷駅で下車し、日比谷門に向かいます。オトメツバキ(乙女椿)が咲いています。

日比谷公園の日比谷門に向かう日比谷通りを歩いているとサトザクラ系のウコン(鬱金)を見つけた。花弁が少し緑色の桜です。

サトザクラ系の鬱金です。


こちらも日比谷通り沿いの街路樹としてシャクナゲ(石南花)を見つけた。

これが石南花の花です。花の形はツツジ(躑躅)に似ており、複数の花がブーケように束になって咲いています。


日比谷公園の園内マップ。

日比谷公園に日比谷門から入り、「にれのき広場」に行くと、錦鯉の見本市のようなイベントが開催されていた。

錦鯉(限定100尾)の無料配布が日曜日10時より始まるそう。今後、錦鯉が欲しい時には、このイベントの存在を覚えておこう。


花壇はチューリップが見頃となっている。

園内のクスノキ(楠)です。新緑が眩しい。

ハナニラ(花韮)の花が咲いています。


鶴のオブジェがある雲形池の周囲にある藤棚です

日比谷公園内には複数のレストランやカフェがありますが、こちらで昼食をとった。

テラスからの眺め。


日比谷公園内の裏通りと言うのでしょうか、霞門側の通りのシャガ(射干)です。

射干の花は見頃。

祝田門まで来ました。奥にはシダレザクラ(枝垂桜)が見えます。


祝田門と枝垂桜。

枝垂桜の様子。茶色い柱は日比谷公園が開園した時(1903年(明治36年)6月1日)からあるアーク灯(最初期の電灯)。ちなみに最初の日本での電灯は、1878年(明治11年)に銀座に設置されました。

祝田門入ってすぐ横にピンク色のパネルで大寒桜(オオカンザクラ)と記された桜の木があります。こちらは早春咲きなので既に葉桜となっています。


テニスコートに沿って並ぶサトザクラ系のカンザン(関山)は、満開となっています。

関山の花。花と同時期に成長する葉は、少し赤味掛かっています。


02_内堀通りと皇居外苑_二重橋前駅

日比谷公園の祝田門から出て内堀通りへ。日曜日に限りサイクリングコースとなり、ここが南側の折り返し地点です。

皇居の日比谷濠と凱旋濠の間に架かる祝田橋より、日比谷濠の方角を撮影。

パレスサイクリングだそうです。このために自転車を貸し出しサービスがあるそうです。


内堀通りから皇居外苑の方へ。

鎌倉時代の河内国(現在の大阪府東部)の悪党(単に悪いという意味ではない)、楠木正成の銅像。鎌倉幕府が倒されるに至る真の立役者である。

外苑の公衆トイレの横にあるサトザクラ系のイチヨウ(一葉)が満開。


一葉の並木道があります。

サトザクラ系のフゲンゾウ(普賢象)も満開でした。

満開の普賢象。


こちらは花びらが淡緑~淡桃色までグラデーションが見られるウコン(鬱金)と呼ばれるサトザクラです。

この辺りは遅咲きのサトザクラ系が多く見れるので、4月初旬ならまだ見頃です。

サトザクラと言えば、一葉普賢象関山鬱金御衣黄の5種類が有名です。新宿御苑に行くと、よりバリエーション豊かなサトザクラが見られます。


03_皇居東御苑_大手町駅

内堀り通りを竹橋方面に上り、皇居東御苑の入り口の一つである大手門まで来た。

大手門の土橋いっぱいに手荷物検査の行列が伸びています。この時期はサトザクラの満開となる時期であり、来訪者が多いです。

ちなみに大手門の反対側には金融街の高層ビルが立ち並ぶ場所です。


大手門を入るとサトザクラ系のウコン(鬱金)が目に入る。皇居東御苑では盛春~晩春の八重咲きのサトザクラの代表格、一葉、普賢象、関山、鬱金、御衣黄の5種類が見頃です。

鬱金の開花状況。

中雀門を入り、本丸の辺りにある果樹古品種園の様子。この時期には桜と同じバラ科のヒメリンゴ(姫林檎)の白い花が満開となっています。


姫林檎の白い花。桜の花とよく似ている。

こちらはリンキと書かれていた。おそらく普通のリンゴ(林檎)なのかと思う。

林檎の花。


中雀門に近い本丸芝生にあるセンリコウ(千里香)と呼ぶ品種の桜です。割と珍しい品種だと思います。

本丸休憩所の前にあるフゲンゾウ(普賢象)

普賢象の花。


本丸休憩所の前にあるニワザクラ(庭桜)の花。

本丸休憩所付近のカンザン(関山)

関山の花。


こちらはギョイコウ(御衣黄)の花。ウコン(鬱金)よりも花の緑色が濃い。

石楠花の花(1)。


石楠花の花(2)。

石楠花の花(3)。


二の丸庭園の木陰にあるシャガ(射干)の群生は満開となっています。

射干の花。