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■仕事を自分のものにする 自分の納得のできる仕事ーこれが難物であることは百も承知です。…嫌な仕事であってもその中に、何か納得できるもの、誇りうるものを探していく。そういう努力と工夫を続けるうちに、他人の指示に従って嫌々働くのではなく、自分が自分の仕事の主人になることができる。そうすれば、現代の、既に出来上がってしまった高度消費社会とか管理社会と言われる世の中にあっても、自分を確保していく道が自ずと出てくるはずです。それが、坂口恭平さんが言う「独立国家を作る」ということに他なりません。 |
「無名の人生」 渡辺京二 |