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撮影探訪_2020年11月(2)


■2020年11月14日(土)

01_湯島天神_湯島駅

千代田線の湯島駅を降りて、湯島天神へ。菊花展が11月1日より開催。

女坂(1)。

女坂(2)。


本殿。湯島天神の境内マップはこちら

正門(銅鳥門)と本殿の間の参道の様子(1)。

正門(銅鳥門)と本殿の間の参道の様子(2)。


手水舎(1)。

手水舎(2)。

菊の盆栽の展示。唐門の方にあります。


社務所の付近。

本殿の裏側の菊花の展示場。

菊のうち厚物と呼ばれる品種。

菊の種類はこちら


厚物と呼ばれる品種。丸くフサフサしている。

大菊の中で一重咲きの"一文字菊"という品種。真上から見たら菊花紋章ですね。

こちらはよく分からないが、針金で位置をコントロールして育てた感じ。


02_皇居東御苑_大手町駅

大手町駅から徒歩数分、皇居東御苑の出入口の一つ、大手門。

大手門土橋の大手濠には、冬に到来する水鳥が観察され始めた。写真はオオバン(大鷭)が水草を食べていてる姿。

こちらはコガモ(小鴨)ですかね。頭部の緑色の光沢感が薄いですが…。


最初に宮内庁三の丸尚蔵館へ。今は"明治天皇と美術"をテーマに名品が展示されています。

三の丸尚蔵館の横を開発してて、ダンブカーが行き来してます。そのため通路が狭くなってます。

三の丸尚蔵館の新棟らしいので、似たような建物が作られるかもしれないです。


白鳥濠にいたアオサギ(蒼鷺)。

白鳥濠にいたマガモ(真鴨)。

白鳥濠周辺のススキ(薄)にいたスズメ(雀)。雀は薄の穂の部分を啄むのですが、可食部があるのでしょうかね。食欲の秋なのか、なんとなく雀の体格が夏頃よりも逞しくなったような。


二の丸雑木林の方の休憩所。

二の丸雑木林で見つけたマユミ(檀/真弓)。ピンク色の4つに割れた果皮が花のように見えます。

二の丸雑木林で見つけたサラシナショウマ(晒菜升麻)。花言葉は"雰囲気の良い人"だそう。一体誰が決めているのだろう。


二の丸庭園の様子。池の水生植物(コウホネ(河骨)など)は大方なくなり、水は澄んでました。

二の丸庭園の付近は今が一番何を見ればよいのか分からない時期。空に向かって扇状に枝を伸ばすケヤキ(欅)の黄色掛かった紅葉が、少し気になった程度。

上空を旋回しながら一生懸命飛んでいたカワウ(河鵜)。いつもと異なり首の辺りが白いですが、これは繁殖期特有の婚姻色と呼ばれるもの。


二の丸雑木林から白鳥濠の横の汐見坂を通り、本丸芝生の方へ。写真は白鳥濠の石垣で見たカラスウリ(烏瓜)です。ホウズキ(鬼灯)と同様に、食べるというよりは観賞用に使われるらしい。

こちらは汐見坂の脇で見つけたクコ(枸杞)の実。杏仁豆腐に載せられている赤い実です。

ヤブミョウガ(藪茗荷)の黒く熟してきた実。


ジュウガツザクラ(十月桜)が開花しています。湯島天神では七五三のために参拝された家族が複数見られたが、この時期に咲く桜ということで、十月桜は七五三桜とも呼ばれるようです。

こちらは本丸休憩所近くのサンシュユ(山茱萸)の赤い実です。

本丸休憩所付近にいた猫。


江戸城の復元ミニチュア模型が本丸休憩所の横の新棟で公開されています。前回(10月25日)に来た時にも行列出来てました。苑内マップ上では"本丸休憩所増築棟"と記載されてます。

本丸芝生の中央に菊の展示物があった。菊の花の香りもこれだけ密集していると分かりました。奥に見えるのは天守台跡です。

天守台跡と菊の花。


本丸大芝生の大奥跡の辺りにツワブキ(石蕗)が密集して花を咲かせています。この時期に蜜を吸うタイプの昆虫が一番集まる花です。ただ蜂のように見える昆虫は、眼を見ると分かりますが、蜂に擬態した虻、ハナアブ(花虻)が多いです。

石蕗の開花状況。

蜂に擬態した虻と、写真のような模様の蝶がよくいます。この蝶はツマグロヒョウモン(♀)といいます。wikiはこちら


石蕗の花に、オアスジアゲハ(青条揚羽)が来てました。この種としては、やや季節外れな感じはしました。

大奥跡に植えられている立体感のある八重咲きのサザンカ(山茶花)です。

このタイプの山茶花はお饅頭のような立体感があって良い感じ。


桃華楽堂の横には、平べったい一重咲きの山茶花が満開です。

ピンク色の一重咲きの山茶花。

白色の一重咲きの山茶花。


平べったい一重咲きの山茶花。

平べったい八重咲きの山茶花。

平べったい八重咲きの山茶花。


帰る時、大手門の瓦屋根の上にいるカワラバト(河原鳩)が並んでいた。

大手門から見た金融街の様子。