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撮影探訪_2020年11月(1)


■2020年11月9日(日)

01_君津_君津駅

ノブドウ(野葡萄)。

この時期に車窓から見える、手入れされていない荒野に生える代表的な野草を三つ挙げると、ススキ(薄)、クズ(葛)と、黄色の花が目立つセイタカアワダチソウ(背高泡立草)だろう。

葛の葉っぱを食べているバッタ。先月くらいまでなら葛の紫色の花は見られた。


サザンカ(山茶花)が満開。椿と似ていますが、山茶花は一枚一枚散ります。

コウヤボウキ(高野箒)の群生。

高野箒の白い花。


アザミ(薊)の紫色の花。

何の蔓植物の種だろう。

ヤスデのような葉を持つ真っすぐに伸びる植物の茎の付け根に咲いた白い花。この植物はパパイア(蕃瓜樹)だという。多分、冬の寒さで枯れる。


■2020年11月8日(土)

01_君津_君津駅

ナンテン(南天)の赤い実。

イヌダテ(犬蓼)のピンク色の果穂。

チョウセイラン(長生蘭)もしくはセッコク(石斛)の白い花。


オトメツバキ(乙女椿)の花。この樹木では一番花。

マンリョウ(万両)の実。

カラスウリ(烏瓜,唐朱瓜)の朱色の実。感触はブヨブヨ。この果実に限った話ではないが、ミバエ(果実蠅)の産卵対象らしい。


02_鹿野山神野寺_君津駅

鹿野山(カノウザン)の神野寺(ジンヤジ)の駐車場にある由緒説明の看板。推古天皇の時に聖徳太子により作られた日本で4番目に開かれた、関東最古の名刹(お寺)。

この時間帯の来訪者は5名くらいか。

仁王門に至る参道の様子。


参道の脇にあるイチョウの木。

イチョウには注連縄を纏っています。

仁王門の前。


モミジの紅葉の様子。まだ緑色が多い。

途中の階段。

本殿と境内の様子。


昨年(2019年9月)の、令和元年房総半島台風による建物への被害の復旧が進んでました。

本殿の様子。

本殿の天井に見える牡丹を象った彫り物。


本殿の屋根の様子。太陽のような、車輪のような形をしたシンボル。

本堂の外の壁に彫られた力士のような何かが、本堂を支えている。

台風の被害は依然見られるものの、再整備が進んでいます。


屋根の上の獅子の置物。逆立ちしている。

本堂の裏にある庭。奥に見えるのは、奥の院と呼ばれ、白狐の乗った烏天狗が祀られています。

池の鯉に餌を与えました。


■2020年11月5日(木)

01_白妙公園付近_妙典駅

白妙公園付近で見たソテツ(蘇鉄)の木。幹の中央に蕾形の何かがある。

この蕾のような塊の中にオレンジ色の実が沢山詰まっているようでした。

オレンジ色の実には産毛で白っぽく見える。


一粒ほじくり出して、水で洗った状態。産毛がとれて光沢感が出ました。

木と実がくっ付いていた部分からは透明な樹液が出てましたけど、すぐに固まるタイプの樹液で、味は何もしない。

蘇鉄の実には毒性があり、食べすぎると神経系の障害が起きる模様。

ただ南国には蘇鉄の実を使った蘇鉄餅なるものがあるようです。その際に毒を抜いてデンプンのみを抽出するようです。まぁ、この実は生で食べるようなものでないことは分かった。