精度高く時間を計るためには、漫然と流れる時間に対して等間隔に細かく刻みを入れる必要がある。そのためには繰り返し規則正しく起きる現象(出来事)を見つけて、それが繰り返し起きる回数を数え上げることで実現される。以下、時の経過を知るために利用される代表的な現象を示す。
利用開始年 | 現象 | 時の刻み(単位) | 変化要因 | 精度 | メモ |
紀元前 | 地球の公転(対太陽)の周期 | 年 | 経度 | ||
月の公転(対地球)の周期 | 月 | 経度 | |||
地球の自転の周期 |
日 |
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BC2000 | 地球の自転による影の移動 |
時 |
場所・天候 | ||
脈拍 |
秒 |
身体的な状況 | |||
定常的な流れ |
分 |
場所 | 水時計や砂時計。 | ||
振り子の揺れ | 秒 | 場所 | |||
結晶の振動 | |||||