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撮影探訪_2020年10月(2)


■2020年10月25日(日)

01_皇居東御苑_大手町駅

朝の散歩に大手町の皇居東御苑を訪問。本丸休憩所の新館に江戸城のレプリカが飾ってあるとの看板が出てました。

寒くなってきて大手濠の水の透明度が増してました。浮き草の集団から発酵音に似たポスポスという音が聞こえました。

大手門の正式名称は、大手高麗門というようだ。


江戸城のレプリカの看板。

今回は写真の奥の中之門・中雀門の方から進みます。

エゴノキの実を啄むヤマガラ(山雀)です。冬に近づき、高地にいたヤマガラが低地に降りてきています。


山雀は数匹一緒にいました。

ヤブミョウガ(藪茗荷)の白かった花は白い実をつけ、次第に熟し黒く変色してきます。

野草の島のエリアにあったホトトギス(杜鵑)の花。


センリョウ(千両)の赤い実。

ムラサキシキブ(紫式部)の紫色の実。これから葉は次第に白くなります。

本丸休憩所に向かいます。2棟あるうち写真の右側が新棟で江戸城のレプリカが設定されています。


江戸城天守閣復元模型の看板。

こんな感じ。

シャチホコの模型。


本丸休憩所の前にシュウメイギク(秋明菊)が咲いてました。

秋明菊と蜜蜂。

本丸休憩所近くのサンシュユ(山茱萸)の赤い実。


タイザンボク(泰山木)の白椀のような花が散り、雌蕊から赤い種がはみ出てました。

冬に咲く花と言えば、ツワブキ(石蕗)ですが、ようやくその黄色の花がちらほら見え始めました。

今回散歩に来たのはサザンカ(山茶花)を撮ろうと思ったのですが、既に見頃を過ぎていて、開花しそうな花は多くなったです。完全に開き切る前のぼた餅のような形状の花の状態が良いです。


梅林坂の辺りにあるクコ(ク枸杞)の実です。枸杞は紫色の花と実が両方見られました。

ノコンギク(野紺菊)。

秋によく見られるセイタカアワダチソウ(背高泡立草)。


秋の七草の一つススキ(薄/芒)。尾花とも呼ぶ。

カリン(花梨)の実。

大手門の土橋に住んでいるコブハクチョウ(瘤白鳥)


■2020年10月24日(土)

01_江戸川河口_妙典駅

江戸川河口部周辺を2時間弱でぐるりと散歩。"行徳/妙典の島"と"原木中山/船橋の島"の両島を結ぶ妙典橋(開通:2019年3月26日)です。最近架けられた江戸川最河口部の橋で、阻まれた両島の行き来のための交通手段が増えました。

ふと電線を見たら、終点となる電信棒があった。発電所から各住宅に電気を送るには、基本的に三相交流が採用されます。電気を流すには"豆電球の電気回路"のように回路は通常一周ぐるっと繋る必要があります。しかし三相交流では帰り道が必要なく、送電線の材料費を節約できます。

さて電線の蘊蓄はさておき、妙典側から原木中山側に向かって妙典橋を歩きます。


少し歩くと、妙典駅での始発のために控える東京メトロ東西線の車両置場が見えます。

妙典橋はやや揺れを感じることがあります。

以前、妙典橋の下に見える河川敷を歩きましたが、堤防強化のためなのか、下の道路のとの距離が近づいています。この地点で歩道橋か何かで妙典橋と接続してもらえると便利になる。


妙典の江戸川放水路水道橋と、その下の河川敷で釣りを楽しむ人々。

妙典の河川敷では、写真のように一定間隔で小石が積まれた山があります。これはどういった目的でどれほどの効果があるものだろう。高潮対策にもならなそうだし。

ボートが江戸川を通過する度に、平面波が河川敷に押し寄せる。その時この小石の山の間隔が、あたかも回折格子の役割を果たします。平面波が小石の山の裏側にまで回り込む回折現象がよく分かりました。


東京湾の方角を撮影。

遠くに見えるのは、市川大橋2本(歩道あり)、首都高速湾岸線、京葉線(武蔵野線)の4本です。あの辺りの海岸線の町の雰囲気はなんというか独特の"ここじゃない感"を感じる。自分は森の方が好きなのかもしれない。

江戸川上流方向を撮影。三つのアーチ状の構造物は江戸川放水路水道管です。


原木中山側の妙典橋の入口が見えてきました。

アオサギ(青鷺)を見つけました。

原木中山側の妙典橋の表示。


ここから原木中山側の江戸川河川敷を上流方向に歩きます。

妙典橋を撮影。

東京スカイツリーを撮影。


江戸川放水路水道橋を撮影。

15時30分頃、次第に夕方の日差しになってきました。

しばらく歩くと新行徳橋があります。


原木中山側の河川敷から新行徳橋への通路。

新行徳橋からの江戸川河口部の撮影。

新行徳橋の看板。開通が1972年なので割と古い橋です。


新行徳橋を原木中山側から妙典側に向かって歩きます。

新行徳橋から妙典側の河川敷への通路。

最後に16時58分頃、イオン市川妙典店から富士山を撮影。