■2千年紀第2四半千年紀(1251~1500)
西暦 | 人物・機関 | 国 | 出来事 (発見/発表/発明/現象) | メモ |
1251 | ||||
1436 | ヨハネス・グーテンベルグ |
神聖ローマ (ドイツ) |
活版印刷機など ※知識の大衆化の始まり |
鍛冶屋で金細工師のグーテンベルグは、農具の木製ネジ式圧搾機を印刷用に改変し、印刷機を発明した。手動式で木枠の中に(木製の)活字を並べ、活字の凸面にローラーでインクを塗り、その上に紙を置いて上から押し付ける。1日に3600枚を刷ることができ、ヨーロッパに標準化された活版印刷物が普及した(従来の手書き写本や木版印刷に取って替わった)。彼はまた活字を大量生産する方法や油性インクを開発した。印刷機・新しいインク・活字(後に金属製になる)の組み合わせにより、書籍の大量生産が可能となる。 ※活字については、1040年頃に支那大陸で既に発明されていた。 |
1455 | ヨハネス・グーテンベルグ |
神聖ローマ (ドイツ) |
グーテンベルグ聖書 |
印刷技術を発明したグーテンベルグの代表的な印刷物として、グーテンベルグ聖書がある。 現在、完全な形で残っているものは21冊確認され、その1冊の価値は2500万~3000万ドルと推定されている。貴族階級のみらず中流・労働者階級への知識の大衆化に貢献した印刷技術は、後にキリスト教会の大分裂の引き起こす原因となった。 |
1492 | スペイン、レコンキスタ完了 | 13世紀半ばには、ムスリム勢力はグラナダに残るのみとなっていた。1492年1月2日、アルハンブラ宮殿が陥落(グラナダ陥落)し、ナスル朝は滅亡した。これをもってレコンキスタは終焉し、スペインからイスラム勢力は消滅した。 | ||
1495 | レオナルド・ダ・ヴィンチ | イタリア | バネ駆動の自動車の設計 | |
1500 |