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年表_物理学/化学_FMBC


■紀元前1千年紀(-1000~0)

西暦 人物 国(場所) 出来事 (発見/発表/発明/現象) メモ
-1000        

-800~-701

  支那 中国星座二十八宿の成立  

-800~-701

  支那

書物『易経』、太陽の黒点

※最古の太陽黒点の記述

 

-750

古代ローマ帝国、建国  

-700~-100

  バビロニア

粘土板楔形文字による

天文表と天文記事

 
-600頃   バビロニア サロス周期  
-548 アナクシマンドロス ギリシャ 黄道傾斜  
-500~-401   ペルシャ 19年7閏の法  
-500~-401   ペルシャ 黄道十二宮星座 天球を太陽が1年をかけて通り過ぎる黄道上にある13星座のうちへびつかい座を除いた12星座を指す。
-450   ギリシア 起重機(クレーン)  
-433   ギリシア メトン周期  
-400

デモクリトス

ギリシア

原子論

アトモン(分割不可)の概念

師のレウキッポスの説を受けて「原子論」を大成。それ以上分割できない最小のサイズがあるとして、最小単位のものをアトモン(ギリシア語で分割不可の意)と名付けた。

※デモクリトスは古代ギリシア最大の自然哲学者と称される。

【原子論は古代ギリシア哲学の主流ではない】

デモクリトスの次の世代がギリシア哲学の第二期ですが、そこで活躍したプラトンやアリストテレスは、物質は連続でどこまでも細かく分割できると主張し、デモクリトスの原子論を否定したため、原子論は古代ギリシア思想の主流にはならなかった。

デモクリトスの原子論はエピクロスによって若干の修正を加えられて継承され、古代ローマの詩人・哲学者ルクレティウスにより著書『物の本性について』で後世に伝えられる。

-350頃   支那 四分暦、章法  
-340 アリストテレス ギリシア

書物『自然学(フィジックス)

運動力学を展開

 
  アリストテレス ギリシア

書物『天体論(オンザヘブン)

 
  アリストテレス ギリシア

書物『生成消滅論

(ジェネレーションアンドコラプション)

 
  アリストテレス ギリシア

書物『気象学(メテオロロギア)

 
-330   ギリシア カッリポス周期  
-300~-201   支那

書物『淮南子』、太陽の黒点

太陽に三足鳥(3本足の鳥)がいる、という意味と解される記述が見られた。
-300 ユークリッド ギリシア

書物『カトプトリカ(反射視学)』

光の直線/反射/屈折の法則

ユークリッドらにより、紀元前4世紀頃、光学に関する系統的な本が歴史上初めて書かれる。光の直進(直線的な伝播)、反射、屈折なども把握していた。
-280

アリスタルコス

※古代のコペルニクス

ギリシア

書物『太陽と月の大きさと距離について』

太陽中心説(地動説)を提唱

太陽と月の大きさの測定

 
-260 アルキメデス ギリシア てこの法則の幾何学的証明  
-250 アルキメデス ギリシア

論述『浮体の原理』

アルキメデスの原理(浮力の原理)

※非破壊密度測定法

シチリア島のシラクサ王は職人に純金の塊を渡して王冠を作らせたが、その王冠は銀を混ぜて金が抜かれていると密告を受けた。シラクサ王はアルキメデスに「王冠を壊さずに金の純度を調べよ」と依頼した。公衆浴場でアルキメデスの原理(浮力の原理)を発見し、王冠を壊すことなく銀の含有量を決定した。
  アルキメデス ギリシア

梃子の原理

投石機

 
-250頃 不明 イラク バグダッド電池 世界最古の電池と言われているが、電池でないという説もある。
-247 秦、始皇帝が即位 戦国時代、秦の第31代君主。紀元前221年には秦が支那大陸を統一。
-230 エラトステネス ギリシア 地球の大きさを測定

エラトステネスはアレクサンドリア図書館を含む研究機関(ムセイオン)の館長を務めた人物。

地球を球形だと仮定し、アレキサンドリアとシエネ(ナイル川上流)という2都市での正午の太陽の位置と、2都市間の距離から、地球の周長(大きさ)を計算した。

-225 アポロニウス ギリシア

天動説における

離心円・周転円理論

 
-150頃 ヒッパルコス ギリシア 歳差  
-150頃 ヘロン

エジプト

エオリパイル(アイオロスの球)

※最古の熱機関(エンジン)

作動方式は容積型の外燃機関。
-150~-100   ギリシア 天文計算機(アンティキテラの機械)  
-129 ヒッパルコス ギリシア ヒッパルコス星表  
-45

ソシゲネス

ユリウス・カエサル

ギリシア

ローマ

ユリウス暦  
0   ギリシア 複滑車を持つ起重叉脚