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年表_数学/情報_20-Q3


■20世紀第3四半世紀(1951~1975)

西暦 人物 出来事 (発見/発表/発明/現象) メモ
1951

J.プレスパー・エッカート

ジョン・モークリー

アメリカ

アメリカ

UNIVAC I (ユニバックワン) 世界初のコンピュータENIAC(1946年)の開発者だった両名は起業し、データ処理用のコンピュータであるUNIVAC Iを発明。政府や軍のみならず保険など民間企業への納入始まる。
1959

ポール・バラン

アメリカ

論文『分散型通信について』

※インターネットの原案

核戦争になった場合、従来の集中管理型通信網では、中央交換機が破壊されるとネットワーク全体が壊滅する。これを防ぐために分散型通信ネットワークを考案したのが、ランド研究所の研究員ポール・バランである。これをベースに現在のインターネットに進化していく。
1960 IBM

アメリカ

航空券予約システム IBMはSAGEの技術を活用し、アメリカン航空から受注した航空券予約システムを開発。
1964 ジョン・H.E.コーン   平方フィボナッチ数の個数の証明

フィボナッチ数列に現れる平方は第1項と第2項の1と、第12項の144があるが、それ以降は無限に存在しないことを証明した。

証明法の一部のテクニックとして、無限に続くフィボナッチ数列を8で割った剰余(mod)の循環数列に変換する方法。同じく平方数の数列(1,4,9,16,25…)を8で割った剰余を調べると循環数列となり、その剰余は0と1と4しか現れず、これ以外の剰余を持つ数は平方数ではない。

1965 ゴードン・ムーア

アメリカ

ムーアの法則 ムーア(インテル社の共同創業者)は、ハードウェアの基本性能を規定する半導体(トランジスタ)の集積度は指数関数的に18ヵ月毎に倍増する法則を提唱。実際は2年で倍の模様。
         
1969 ベル研究所

アメリカ

UNIXの開発  
1969 ARPA

アメリカ

アーパネット(ARPANET)

※インターネットの誕生

現在のインターネットの原型。アーパネットの研究開発の主導は国防総省の高等研究計画局(ARPA(1958年設立)、現DARPA)。もとより全米規模でコンピュータをネットワーク化し計算能力の融通し合うことを構想し、アーパネットで実証。当初、通信方式はNCP。
1975