■21世紀第1四半世紀 (2001-2025)
西暦 | 人物 | 国 | 出来事 (発見/発表/発明/現象) | メモ |
2001 | 日本 |
日本初のBSE(牛海綿状脳症)を確認 |
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2002 | サボネイラン | スウェーデン |
DNA解析より犬の祖先の解明 |
犬のミトコンドリアDNAの塩基配列を分析し、約1.5万年前に東アジアのオオカミが家畜化され、犬になったとする研究成果を発表。 |
2003 | ヒトゲノム解読完了 | DNA二重螺旋構造解明から50年後、ヒトゲノム(ヒトの遺伝情報全体)の解読が完了。 | ||
2004 |
サントリー フロリジーン |
日本 オーストラリア |
青い薔薇 | サントリーと豪ベンチャー企業が共同で遺伝子組換えにより青い薔薇を作成。本来、青の色素を作る能力のない薔薇に、パンジーの遺伝子を組込んだ。 |
2005 | 窪寺恒己 | 日本 | ダイオウイカの生態撮影 | 小笠原諸島沖900mの深海でダイオウイカ(約8m)の撮影に成功。 |
2006 | 山中伸弥 | 日本 |
iPS細胞 (人工多能性幹細胞) |
マウスの皮膚細胞(線維芽細胞)に4種類の遺伝子を導入し、iPS細胞を開発。ES細胞(胚性幹細胞)のように分化万能性と自己複製能を保持した細胞であるが、受精卵を必要としない。臓器移植をiPS細胞を用いた再生医療にとって代わることが期待される。 |
2008 | 理研 | 日本 |
凍結死骸からクローン誕生 |
クローン羊ドリーが生きた細胞から作られた一方、-20℃冷凍保存されたマウスの死骸の細胞からクローンを作ることに世界で初めて成功。クローンマウスの名はワカメ。 |
2010 |
さかなクン 中坊徹次 |
日本 |
クニマスの再発見? |
1940年に絶滅したとされたクニマスが、山梨県の西湖で捕獲された。なお、西湖にはヒメマスも生息するが遺伝子解析の結果、交雑はなかった。但し、本当のクニマスのDNAは残っておらず、比較できないため疑念の余地はある。 |
2025 |