■20世紀第3四半世紀 (1951-1975)
西暦 | 人物 | 国 | 出来事 (発見/発表/発明/現象) | メモ |
1951 | ||||
1952 |
アメリカ アメリカ |
DNAが遺伝物質であると証明 |
T2ファージと放射性同位体元素を用いた実験から、T2ファージから宿主の細菌に侵入するのはタンパク質でなく、DNAであることを突き止めた。 | |
1952 |
イギリス |
DNA結晶化方法 DNA結晶のX線構造解析 |
DNAの二重螺旋構造の解明に結び付くX線回折写真を撮影。論理的には説明されなかったが、回折像を撮影した時の研究メモなどからフランクリンはDNAの二重螺旋構造に気付いていたとされる。 | |
1953 |
アメリカ イギリス |
DNAの二重螺旋構造モデルを発表 |
2ページ(900語)の論文をネイチャー誌に投稿し、DNA(デオキシリボ核酸)の二重螺旋構造を発表した。彼らが二重螺旋構造の発想の正しさを確信するために必要な材料として、シャルガフの経験則(1950年,シャルガフ)とDNAのX線回折像(1952年/ロザリンド・フランクリン)がある。 |
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1953 |
イギリス |
アミノ酸合成の放電実験 |
原始生命の起源を探る実験。フラスコに初期の地球大気の成分を封入し、稲妻を擬した放電を起こし、生命の構成するアミノ酸の合成が確認された。 |
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1955 |
西暦 | 人物 | 国 | 出来事 (発見/発表/発明/現象) | メモ |
1961 | ||||
1962 |
日本 |
当初、オワンクラゲの発光もルシフェリン(1956年)と考えられたが、別の発光物質イクオリンが発見された。イクリオンはCaと結合し青色に発光するため、Caイオンの微量定量試薬として使われる。また、オワンクラゲは刺激を受けると緑色に光るが、これはイクリオンがGFP(緑色蛍光タンパク質)と複合した際に起き、GFPの単離にも成功した。GFP単体に紫外線を当てると緑色に光ることも分かった。 | ||
1962 |
レイチェル・カーソン |
アメリカ |
『沈黙の春』、発表 |
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1965 |
西暦 | 人物 | 国 | 出来事 (発見/発表/発明/現象) | メモ |
1971 | ||||
1972 |
バーグ |
遺伝子組み換え技術 |
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1972 |
エルドリッジ |
アメリカ アメリカ |
生物進化の断続平衡説 |
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1973 |
ハーバー・ボイヤー |
アメリカ アメリカ |
遺伝子組み換え大腸菌 |
遺伝子組換えを行った大腸菌の作製に初めて成功。この時の遺伝子組換えは酵素などを用いてDNAの切断や接合を行うもの。 |
1975 |