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撮影探訪_2020年6月(3)


■2020年6月16日(火)

01_徳願寺_妙典駅

妙典駅から北側へ徒歩10分の徳願寺の様子。近隣のマップ徳願寺について

奥には赤い山門、本堂と続きます。

梅の木にいたウメエダシャク(梅枝尺)です。初夏のこの時期にヒラヒラと飛ぶ蛾ですが、こうして落ち着いて撮れたのは初めてです。


紫陽花の花。

山門の欄間の狛犬。江戸時代安永4年(1775年)に建造された山門で、青色などの顔料も残ってました。

徳願寺の鐘楼堂(しょうろうどう)。こういう建物が自分の隠れ家(秘密基地)としてほしい。


干支の子(ねずみ)の欄間。すべての干支が建物を一周すれば見れます。

敷地内のアメリカノウゼンカズラ。通常のノウゼンカズラ(凌霄花)より、花の付け根の萼筒(がくとう)が肉厚です。遠目ではザクロ(柘榴)の花のようにも見えます。

敷地内の法然の銅像。


02_旧江戸川の沿岸_妙典駅

妙典駅から北側に歩き続けると旧江戸川に突き当たります。裏路地からの撮影。

旧江戸川の上流の方角(北東)を撮影。遠くには江戸川から旧江戸川に分岐するポイント(江戸川水閘門)が見えます。

江戸川水閘門の望遠撮影。


旧江戸川に沿って南西方向に下り、常夜灯公園に向かいます。

途中で見たタチアオイ(立葵)。花壇に植えられ、自分の背丈以上に伸びています。

こちらも途中の行徳児童公園の傍に生えた立葵。立葵は梅雨明けに向けて下から順々に開花すると思ってましたが、既に満遍なく咲いてます。


旧江戸川の対岸を見ると、造船所が見えます。この辺りには造船所や船置き場が割とあります。

本行徳水門と常夜灯公園が見えます。本行徳水門の前には本行徳排水機場があります。江戸川や旧江戸川で囲まれている行徳周辺には多数の排水機が配置されています。排水機マップはこちら。大雨の時の排水機の役割はこちらが分かりよい。

本行徳排水機場の壁に作られた燕の巣。巣の開口部は天井ギリギリに近く、カラスなどの天敵が雛をさらいにくい構造なのだと思う。


03_常夜灯公園_妙典駅

夕方18時頃の常夜灯公園の風景。対岸の建物の隙間から東京スカイツリーが見えました。

南西方向に流れる旧江戸川から葛西臨海公園内にある「ダイヤと花の大観覧車」が見えました。

再び旧江戸川の上流方向を撮影。上空に巻雲(けんうん)が発生してました。通常、秋の空に見られますが、ここ数日温度・湿度が下がっていたことが原因でしょう。巻雲や最も高い位置に生じる雲の一種で、強い風に流されている形状です。


巻雲も細かく種類があるようですが、私はこれを「しめなわ雲」と名付けたい。神社では注連縄(しめなわ)は人間界と天界の境界線とされるが、このしめなわ雲はまさに天界の門であり、この先に天照(アマテラス)が統べる天上界がある。

逆説的にこの巻雲が神社の注連縄のモチーフになったのでは…と感じる。注連縄は巻雲、太陽は鏡(御神体)、雨(注連縄から垂れる茎の束)、雷(紙垂(しで))に対応する。正月飾りだと、太陽は鏡でなく果物の"代々"だね。代々と言えば、天から地上に降りた天孫ニニギはアマテラスの孫である。

新型コロナウイルスへの対応も緩和され、飛行機も営業が再開されたようです。

常夜灯公園内にある常夜灯です。1812年に航路安全のため常夜灯は建設されたそうだが、光源はなんだったのか。ガス灯は1792年にマードック(英)が発明されたが、日本最初のガス灯は1872年に横浜市内に建設されたとのこと。