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撮影探訪_2020年6月(1)


■2020年6月7日(日)

01_皇居東御苑_大手町駅

本丸付近の皇居東御苑の案内マップ(1)。平川橋と竹橋の間の濠は、清水濠と記されています。ここの濠は大手濠と清水濠のどちらなのか、気になってましたが、この案内マップに答えが書いてました。

二の丸休憩所付近の皇居東御苑の案内マップ(2)。


皇居東御苑の大手門の様子。新型コロナウイルス対策で、混雑対策とアルコール設定がされてました。

以前から手荷物検査のため皇居警察の方が大手門に務めてます。今はあれほど来訪されていた外国人がほぼいないので、だいぶ空いています。

大手門の発券所です。いつもならプラスチックの入場カードを受け取り、帰りに返すのですが、新型コロナウイルスのモノ感染を防ぐため、入場カードは配られませんでした。


ボケ(木瓜)の果実が実ってました。少し紫色掛かった果実です。

三の丸尚蔵館です。現在は臨時企画展を開催中で、明治天皇ご結婚25周年に贈られたとされる「岩上鶺鴒置物」が目玉です。

三の丸尚蔵館の前にある休憩所のイイギリ(飯桐)の花です。


左側の生け垣はサンゴジュ(珊瑚樹)で、今頃は白い花が咲きますが、ここは咲いていません。右側は三の丸尚蔵館の増設工事中エリア(令和6年に完成予定)です。

二の丸庭園の菖蒲田に向かいます。

二の丸休憩所です。


二の丸休憩所のナツツバキ(夏椿)です。夏椿の蕾は堅め、開花後も花弁は堅め。あと白い花弁の一部だけ赤い模様が見られます。夏椿は別名でサラ(沙羅)とも呼ばれます。

秋の七草のひとつナデシコ(撫子)が咲いています。

二の丸庭園の菖蒲田です。花菖蒲が開花しています。


菖蒲田の花菖蒲(1)。

菖蒲田の花菖蒲(2)。

二の丸庭園の二の丸池です。4種類(コウホネヒメコウホネアサザヒツジグサ)くらいの水草が繁茂しています。


天守台から本丸広場を撮影。ここには半年前に令和大嘗宮が建てられていましたが、既に元通りの芝生が敷かれています。

本丸芝生の隅っこの芝生の様子。ブロック状に敷かれています。大半は令和大嘗宮建設前に巻き取っていたので、それをしばらく保管していたのだと思います。

石室の上のホタルブクロ(蛍袋)。


バラ園のハマナス(浜茄子)の花です。既に未熟のローズヒップ(果実)も実ってました。花の下でテントウムシが交尾してますが、互いの斑点の数は関係ないようだ。

天守台にはもう登れます。

本丸芝生にはカラスが5,6匹いて、芝生の中にいる昆虫か何かを見つけて食べてました。


本丸休憩所付近のタイザンボク(泰山木)の白い花です。

本丸休憩所の裏のサンゴジュ(珊瑚樹)の白い花です。

ムラサキシキブ(紫式部)の紫色の花にハナムグリ(花潜)が来てました。今後、秋にかけて紫色の小さな実が付き、葉はクリーム色になります。


果樹古品種園の芝生には、ネジバナ(捩花)が生えてました。

"野草の森"のミヤコグサ(都草)の黄色の花です。

中之門跡の坂道にあるヒメシャラ(姫沙羅)の花です。夏椿に似てますが花は小さいです。夏椿の別名が沙羅で、少し花が小さいので姫が付いて姫沙羅ということだと思います。


■2020年6月6日(土)

01_横十間川親水公園_東陽町駅

公園内の案内板。


東陽町駅から北側に徒歩10分程度。

しょうぶ園の様子。新型コロナの影響なのかな?と思ったけど、昨年(2019年)のこの時期もこんな感じのようです。

ちらほら花菖蒲の花が咲いています。


しょうぶ園の様子。

カワラバト(河原鳩)です。首回りが紫色と緑色に光ってます。

こちらはカルガモ(軽鴨)。人の往来がある中、歩いてました。


園内の"野鳥の島"の茂みにゴイサギ(五位鷺)がいました。見つけたときは割と嬉しかった。目が赤く、ペンギンのような外見が特徴です。

五位鷺の様子。今まで一度だけ飛んでいる五位鷺を撮影(2019年6月20日、幸手権現堂川桜堤)したことがあり、珍しい野鳥と思ってましたが、割と近場にいました。

右側の茂みが"野鳥の島"。五位鷺やカワセミ(翡翠)は普段目にするには難しいと言っても、都内でも野鳥として見られる場所はあります。ちなみに、野鳥の案内図がありましたが、翡翠も載ってました。


"野鳥の島"の茂みにオナガ(尾長)がいた。尾長は住宅地エリアにも集団で現れるが、基本的にはビルなどの人工物よりも木々に身を潜めます。名前の通り尾が長く、頭部は黒いですが体は青い。

尾長の水浴びです。カラスなど敵が現れると、ギョーイギョイギョイギョイ、と喚きます。その声で存在に気づきますが、普段は割と静かなよう。

園内を横切る旧豊砂橋を通った際に見たアジサイ(紫陽花)。一塊の花でグラデーション(青~紫)が見られた。紫陽花も品種改良が盛んな園芸植物なので名前を覚える気力が沸かない。


旧豊砂橋を通り、次の場所に出るとアオサギ(青鷺)などの野鳥のコロニーと化した島があった。写真中央奥には巣立ち前の青鷺の子供でしょう。

ここの池で見た野鳥はペリカン系が多く、青鷺、カワウ(河鵜)、五位鷺、コサギ(小鷺)など。ダイサギ(大鷺)は見なかった。巣の下は鳥の糞で白く汚れた葉が見られますが、写真の右の白いのはキョウチクトウ(夾竹桃)の白い花です。

こちらは青鷺の親子かな。こっち向いているのが子供、奥が親か。巣の周囲の葉が白いのは鳥の糞です。腐臭というよりは化学薬品のような異臭があり、集めて焼けば純度の高い何かが得られそうだ。


こちらは河鵜の若鳥か。潜水で小魚を狩るのが生業で、潜水後はこうして翼を広げて乾かす光景を頻繁に見ます。まだ若鳥なので翼をバサバサさせて、飛ぶ練習をしているようにも見えた。

こちらは五位鷺の幼鳥で、6匹くらいは見ました。たまに突如として鳴きます。まだ目は赤くなく、体の色は褐色ベースの斑点模様です。

近くの木に来たムクドリ(椋鳥)。多分こちらも若鳥だと思います。あまり逃げないので。


変哲のないスズメ(雀)ですが、尻尾を上げて他の雀にアピールし続けてました。威嚇行動には感じられず、繁殖期は8月頃までだということで求愛行動の一環だと思います。

園内の尾高管理所付近には、飼育された野鳥や小動物がいます。

キャベツ1枚を食べるウサギ。


ボート乗り場です。

足漕ぎボートを30分100円で借りて、ボート池を一往復しました。池の反対側にもボート乗り場がありますが、そこではボートを返せません。

千砂橋を潜り抜けます。池の水は臭いはしませんが、茶色でした。


奥に次の橋である海砂橋が見えます。

海砂橋の奥には反対側のもう一つのポート乗り場があります。

反対側のボート乗り場付近で見た軽鴨の親子。


引き返し、もとのボート乗り場へ。ちょうど30分くらいで往復できました。

出発地のボート乗り場に到着。

ボート乗り場の横の道のタチアオイ(立葵)。


立葵の花(1)。

立葵の花(2)。花弁の端が細かく割けたタイプ。

立葵の花(3)。花弁の端が細かく割けたタイプ。