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科学史_メモ


■発見の自覚_2020年5月11日

発見のタイミングは、発見者が価値を見出した瞬間である。そのためには相対化できるだけの知見が発見者には必要。発見対象自体の目新しさは二の次。

・ガリレオは海王星を知っていたが、宇宙に無数にある恒星の一つに過ぎない。

・沖縄北部の住民にとってのヤンバルクイナは、昔から馴染みのある野鳥の一種に過ぎない。

・岐阜県の漁師にとってのクニマスは、地域性のあるヒメマスの一種に過ぎない。